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LifeTouch NOTE : ウィキペディア日本語版 | LifeTouch NOTE
LifeTouch NOTE(ライフタッチノート)は、日本電気(NEC)製のAndroid OS搭載のクラムシェル型スマートブックである。
==概要== NECから発売された初めてのAndroid OS搭載の小型ノートブック形状端末で、機能面では、スマートフォン以上、ノートパソコン以下のスマートブックの分類に入る。同社はスマートフォンとノートパソコンの中間に位置づけられる端末として、カテゴリ名をスマートブックと呼称している。同様の製品では東芝からdynabook AZと呼ばれる製品が先行して発売されているが、本製品より若干サイズが大きく、タッチパネルやGPSといったスマートフォンならではの機能が搭載されていない。dynabook AZはクラウドブックと呼ばれている。 Windows搭載パソコンとは異なり、バッテリーに負荷の少ない本製品はスマートフォンや携帯電話同様に電源を切ることなく、常時スリープ状態で持ち歩くことができる。このため取り出してから利用を開始するまでの待ち時間が短く、またバッテリーライフの長さや比較的コンパクトで軽量な点から、気軽に外出先に持ち出して利用できる点がWindows搭載パソコンとの大きな違いとなっている。用途として、ネットサーフィンやSNSやブログの投稿に加え、簡易な文書作成、表計算といった、スマートフォンでは従来困難だった文字入力を多用する利用シーンが想定されている。 以下の仕様一覧のとおりWi-Fiは標準で搭載されているほか、NA75F/1AシリーズはNTTドコモのFOMAハイスピードモジュールが搭載されており、下り最大7.2Mbpsの高速モバイル通信が可能で、日本中どこでもネットサーフォンやインターネットメールが利用できる。OSはAndroid 2.2であり、Googleの基本的なサービスであるGmail、POP/IMAPメールやYouTube、Googleカレンダー等のPIMの同期などができるほか、Google Play Storeから20万を超えるアプリケーションをダウンロードして楽しむことができる。本製品の大きな特徴であるキーボードは16.8mm幅で10本の指でタイピングが可能なほか、日本語入力にはATOK for LifeTouchが搭載されている。アイコンの選択や画面のスクロールは、スマートフォンのように画面にタッチして直感的な操作を楽しむことができる他、キーボードの下部には光学式のタッチパッドが配置され、キーボード上のカーソルキーと同様の操作が可能となっており、細かい移動やブラウザ上の小さなリンクをクリック出来るよう工夫されている。Windows搭載パソコンのように、マウスカーソルは表示されない。ブラウザではAdobe Flash Player 10.1がプリインストールされているため、通常のパソコンとほぼ同等のFlashで作成された、動きのあるサイトも閲覧可能となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「LifeTouch NOTE」の詳細全文を読む
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